独身サラリーマンが1年で100万円貯めるとても簡単な方法

以下に、ぼく自身が実行した方法を超簡単3 STEPで紹介する。

STEP 01:とにかく実家に住む

ほとんど出オチの域である。実際、これを実行するだけでかなりの人が100万円くらい楽に貯められると思う。もちろん、いろんな境遇の人がいるだろうから、誰にでもできるとはいわない。実家から通える距離に働き口がないとか、両親との人間関係がどうにもならないとか、実家の経済状態が恐ろしく逼迫しているとか…まあ、その辺りは正直にいって運だ。けれども、両親が健在で同居可能であれば迷わず実家に住めばいいと思う。そして、給料の多寡に合わせて3万から5万程度の生活費を入れておく。さしたる必然性もなく気分で独り暮らしするなどただの贅沢といっていい。

STEP 02:倹約ついでにダイエットする

まず、自分のひと月の飲食代を把握する。何故かお金が貯まらないという人は特にきちんと計算する。たまに仲間と呑むときのお金なんかは無視していい。日々の外食や間食、コーヒー代なんかをチェックする。きっと、平気で2万円以上は使っているはずだ。さて、来月からはこれを一気にゼロに近付けていく。やり方は簡単だ。まず家で朝食をしっかりと摂る。多めにご飯を炊いてもらって、おにぎりをふたつ作る。これを持って会社に行く。平日のランチ代やカフェ代は要らない。そして、夕食は摂らないか摂っても家でごく軽くすませる。心配しなくても身体はすぐに慣れる。

STEP 03:銀行に行くのは月一回

普段、カード類を携帯しない。クレジットカードはもちろん、キャッシュカードも、だ。そして月に一度だけ、ひと月分の予算を一気におろす。生活費、定期代といった固定費はおろしたその日に取り分ける。普段持ち歩く財布には1万円だけ補充する。残りは自室のどこかに保管する。財布の中身が3千円以下くらいになったらまた1万円補充する。このサイクルを破るのは特別な出費が前以て予定されている場合だけだ。美容院に行くとか、呑み会があるとか、セールで服を買い込むとか、いろいろあるだろう。給料前まで残ったお金は「使えるお金」と思わず来月に繰り越しておく。

CASE STUDY:過去のぼくの事例

その頃の月の手取りは、手当て等すべて込みで約22万円。そこから実家に入れる生活費が5万円、定期代が約2万2千円、ネットや携帯の通信費が約7千円。つまり、月の固定費が約8万円程度かかっていたことになる。ぼくの日常的な趣味の出費といえば、本とCDくらいのものだ。多少の余裕を見ても、月2万もあれば不自由せずに楽しくやっていける。また、ぼくは当時も今も月の交際費を3万円に固定している。よって、ひと月の予算は13万円。ボーナス抜きでも年108万は手付かずで残せる。実際、イレギュラーな出費もありながら100万以上は貯まった。頑張った実感は特にない。

身も蓋もないことをいえば、100万円くらい貯めることにさしたる意味はない。ゲームみたいなものである。実際、貯めてみればさほどの大金でもないと分かる。たとえば、25歳から30歳まで5年間これを続けても、せいぜい500万円にしかならない。大金といえば大金だけれども、はした金といえばはした金である。ただ、ロクに預金をしたことがないという若い人は一度やってみるといい。お金の見方が少しは変わると思う。何かにつけ「先立つものがある」といえるケースも増えてくる。有利な転職ができたり起業が視野に入ってきたり、少しは人生の選択肢も広がるかもしれない。

そして最近のぼくは、この程度の財産にもお守りくらいの意味はあるかな、と思っている。

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こんばんは。
実家暮らしをしていない私の方法としては、
1.結婚または同居する
結婚または同居して、家賃を折半したり、食費を半分にしたりするだけで可処分所得(≒貯金)が増えます。
2. ボーナスを使わない
普段からボーナス払いをやめるってことですが、ボーナス全額とはいいませんが、7割程度残れば、それだけで約月給の1.5倍程度はのこりますよね。2回分を貯めれば3ヶ月分なので、年間の目標達成にかなり役立ちます。

といった感じで、年間100万円はいけます。どちらかなくても50万はいけましたね。

> nacさん
経済的な意味でのパートナーを得るという最初の難関さえ乗り越えれば、確かに、その方法でも固定費は減らせますね。まあ、結局のところ、無理せず預金を増やす算段としては、基本的に「固定費を減らすてっとり早い方法を考える」と「無駄使いを自覚して止める」の2点セットでしかないんだと思います。あとは、それぞれどこに目を付けるか、だけの問題ですね。

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