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他所宅のトイレを汚さないための3つの心得
とかく、他所の家で用を足すのは気を遣うものである。
いや、何事にも泰然として平気な人もいるだろうし、それはそれでいいと思う。ただ、不覚にも他所宅のトイレを汚してしまって周章狼狽する、そういう人もいるだろう。若き日のぼくである。これからという時期の恋人の家、ホームパーティに招かれて行った上司宅、結婚の挨拶に赴いた婚約者の実家…そんな、いやが上にも緊張するトイレもあろう。百年の恋が冷め、大事な昇進を逃し、婚約破棄されないためのトイレの作法を身に付ける。身から出た大小は錆と違って本来責められるものではない。自爆の可能性を最小限に抑えるためのちょっとした心得。そんなものを記しておこうと思う。
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1.用を足さない
一応、基本を押さえておくことは大切だ。死ぬまで用を足さなければいい、という話ではもちろんない。まずは自宅や公衆のトイレをしっかり活用する。他所宅のトイレは最後の手段と心得る。やむを得ずさほど親しくない人の家に行くときなんかは特に気を付けた方がいい。そもそも、他人にトイレを使われること自体快く思わない人もいる。心が狭いといえばそれまでだけれども、だからといって余計な軋轢を自ら生み出す必要はない。膀胱と腸の声に耳を傾け、中の荷物を下ろせそうなら訪問先のドアを叩く前に下ろしておく。最近は用を足せるコンビニも増えた。そう難しい話ではない。
2.立ってしない
それでも、お茶や珈琲やお酒を戴く内に催してしまうことは、ある程度避けられない。何もそんなときまで我慢する必要はない。ただ、立ってしないことである。大を立ってする人はいないだろうし、女性の立ち小便というのも稀だろうから、これはおよそ男性諸氏に限った話である。以前、男子たるもの小用を立ってすべきか座ってすべきか、という一大論争が世を席巻したことがある。もちろん、好きなようにすればいいのだけれど、こと他所宅においては圧倒的に「座ってする」に分がある。射出口の不具合による便器外着弾を避けるのみならず、見えない飛沫で迷惑をかけることもない。
3.紙を敷く
他所宅で大を催す。いくら気をつけていても、避けられないことというのはある。怖いのは流した後に残るコビリツキやハネ跡だ。便の状態によっては予想以上に汚れが残ってしまったりする。もちろん対策はある。便器の中に、前以てトイレットペーパーを敷いておけばいい。確かにエコとはいえない作法だ。あまり大量の紙を敷き詰めるのは感心しない。紙詰まりの原因にもなろう。実際には、さらっと敷くだけでも効果は十分に高い。投下位置を見極め、その前後にハラリ。この薄紙一枚で、便が土手にしがみつくことを防ぎ、また、軟便の余計な跳ね飛びもある程度抑えることができる。
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以上が、極力トイレを汚さないための心得である。他所宅とは書いたけれど、この作法をどこで使用するかは個人の自由だ。最近は商業施設をはじめ公衆でもキレイなトイレが増えた。少し気を付けて使ってみるものいいかもしれない。公衆だとて汚れているよりはキレイな方がいいという人は多い。もちろん、用を足すくらいのことでそこまで気を遣わなきゃならんのか!と思う人は、やらなくていいと思う。トイレが汚いのは、ある意味自然だ。たぶん、今の世の中が潔癖すぎるんだろう。汚いものがどんどん不可視化され、ないもののように扱われる。それはそれで怖いような気もする。
ともあれ、頭の片隅にでも置いておけば、いつか役に立つこともあるかもしれない。
posted in 09.01.15 Thu
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