ボクノタメニ泣イテクレOut of the mouth comes evil.

我慢できなかった。

何の話か。Nikonデジタル一眼レフD80を注文してしまったのである。昨日の今日でもう変心している。意志が弱いことこの上ない。それもこれも魅惑のAmazonのせいである。どういうわけか、18-135mmのズームレンズがセットなったレンズキットがえらく安い。

実際、検索してみて驚いた。およそ、大手カメラショップで出ている中古くらいの値段なのである。しかも、手元には昨年末買ったSONYスゴ録RDZ-D800で還元された7,500円分のAmazonギフト券がある。計算してみると、実際の支払いは125,300円で済んでしまう。

なんと価格.comにある現時点の最安店舗よりも安い。

それだけではない。1月31日中に注文を確定すると、この商品にもAmazonギフト券による還元が適用される。還元額は10,000円だ。つまり、大手電気店で相場15万弱のカメラが実質115,300円で手に入ることになる。このチャンスを逃す手はない。

なにしろ昨年秋の発売以来、ずっとぼくの物欲を刺激し続けてきたカメラなのである。といっても特別カメラ好きなわけではない。だからこそのデジタル一眼なのである。アナログに行くほどの情熱や勇気はない。けれども、本格の入り口を覗く程度のものは欲しい。

それにどうせ持つなら、モノとしてのデキにも気を配りたい。その点、ヨドバシカメラで見た実機の感触は悪くないものだった。デジタルなれば多少オモチャっぽいのは已むを得まい。そんな風に思っていたのだけれど、そう捨てたものでもなかった。

特にシャッターを切る感触は他メーカーにない心地好さである。

偵察を敢行したのが確か去年の9月中旬。この段階で、もうかなり心惹かれていた。それにしても、15万というのは勇気のいる金額である。結局、悶々としたりキレイに忘れたりを繰り返しながら新しい年を迎えた。Amazonで買うという選択肢などこの時点ではまったくなかった。

それが、昨日例のAmazonギフト券7,500円分が送られてきた。

キャンペーンのギフト券のため、これの使用期限は1ヶ月である。何を買おうかと適当にネットサーフィンしていると、唐突に昨日のこのブログのエントリーが脳裏を過ぎった。そういえばリンクは張ったものの、値段を見てなかったな、少しは下がってるんだろうか、と。

こういうのを巡り合わせという。Amazonの戦略にのせられている側面があることは否定しない。それでも、かれこれ4ヶ月以上も欲しいと思い続けてきたものだから、いずれ買っていた可能性は高い。ならば、これだけ好条件が重なった今こそ買い時だろう。

そう思うと、もう注文する手を止めることはできなかった。

むろん後悔はない。良い買物をしたと思っている。