ぼくが「そこそこ」の服を買う店

ぼくは30代の男なわけだけれども、本当に服を買う店選びには難渋してきた。

男のファッションが難しい理由について。 - SUKEBENINGEN-DEUX

リンク先に書かれていることが「事実」かどうかは知らない。ぼくはそれほどファッションに詳しくない。ただ、実感として店が少ないことは如実に感じる。たとえば、彼女とショッピングに行く。レディスファッションの店は本当に幅広い。価格帯もピンキリでデザイン傾向も多彩だ。ファッションビルに入ると全フロアレディスなんてことも珍しくない。一方、全店舗メンズ、なんてのはほとんど見当たらない。たとえば、大阪梅田には「阪急百貨店メンズ館」があるけれど、あれはかなり特殊な部類だろう。あそこにある服を「そこそこ」だという人とは、ちょっと意見が合いそうにない。

まあ、愚痴っていても仕方がないので、それなりに「買いやすい店」を探すしかない。「服を買いに行くための服」については前に書いた(「服を買いに行くための服を買いに行く準備はいいか?」)。けれども、この辺りばかり巡っていると、もう少しバリエーションが欲しくなることもある。そんなとき、個人的によく行くのは「JOURNAL STANDARD」「BEAMS」「UNITED ARROWS」といったセレクト系の店だ。こういう店はそこそこ高いモノも売っているけれど、意外に買いやすい価格帯のものも混じっていたりする。自分に合った掘り出し物を探すのは大変かもしれないけれどやるしかない。

特定のブランドということになると好みに左右されるのでさらに難しい。ぼく個人がなんとなく取っ付きやすいと思うのは「ABAHOUSE」「MEN'S BIGI」といった国産ブランドだろうか。「JUNMEN」なんかの服もたまに買う。ちなみに「MEN'S BIGI」は元々タケオキクチ系らしいので、最近よく郊外のショッピングモールに入ってる「THE SHOP TK」なんかも、案外近しい雰囲気があるかもしれない。よりカジュアルなところだと「CIAOPANIC」辺りにもたまに行く。よく分からないけれどアメカジ系ってやつだろうか。デニムに合わせる服が欲しいときなんかに行くと無難にいいものが見付かる。

上に挙げた店の商品がみんなお手頃価格なのかといわれると言葉に詰まる。ぼくもあまり服にお金をかけたい方じゃないから、なかなか手が出ないものも多い。そんなときは、多少の型遅れなんて気にせず大型のアウトレットモールに行くといい。それこそ「そこそこ」の買い物ができる。しかも、沢山のショップを一ヶ所で巡れるのだから便利だ。サイトだけ見て「高いじゃないか!嘘つき!」と思った人は、是非セールやアウトレットに足を運んでみるべきだと思う。もちろん、ターゲット価格帯で気に入るものがないなんてこともある。でも、服を買いに行くってのはそういうものだと思う。

ただ、こういうのは年齢相応の立派な選択ではないんだろうな、と思うこともある。


【まとめリンク】
JOURNAL STANDARD
BEAMS
UNITED ARROWS
ABAHOUSE
MEN'S BIGI
THE SHOP TK
JUNMEN
CIAOPANIC

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